気分やさんの気ままなブログ

【ファシリテーションとワークショップ】

 1か月前から開かれた4回にわたる「未来デザイン・ファシリテーター実践講座」が終わりました。

 今回は、各自で自分の未来像を描いて他の人と共有してから、同じようなことがしたい人同士が集まってチームになり未来を変えるプランを考えてみるというようなことをやりました。前半の他の人とお互いの未来像についてを話し合っていると、1人1人が自分の専門性を発揮できる領域があって、そしていろんな人がいるからこそ社会が成り立っているのだと前々回にやったシステム思考的な観点から再確認できました。それと共に専門性を深めること、そして異なった領域にいる人がつながり合ってネットワークが密になることが重要だと感じました。

 その時に縦に専門性を深めつつ横のつながりを作ることを考えて思い浮かんだものが、直感的にですが、「ワークショップ」でした。そして実際にグループになってからワークショップという言葉をこぼした時に想像以上に他の人が食いついてくれました。そんな反応を受けて、やっぱりワークショップというものが浸透しているんだと感じました。僕は学校内にワークショップを取り入れたいとずっと思っていますが、他の領域でもニーズは高まっているんだと思いました。

 教師になりたいという夢が変わることはないですが、学校の外で学びを提供したい人がいたら、ワークショップには社会系・組織系・人間系、またはこれらを組み合わせたものと種類が分かれてもいるのですが、その内容に合わせてワークショップをデザインしたいと強く思いました。とはいっても最近はワークショップを行う側からだいぶ離れているので自信はないですが← でも今はその分、経験量や知識量の方が過多となっているということは感じています。それもあってバランス的にも心はワークショップを行いたいという方向に向いているのです。

 

f:id:itasan-kibunyasan:20171209011239j:plain

 講座の1回目にはファシリテーションを学ぶという目的から入りましたが終わってみればワークショップにつながったというのが、なんだか最近まで読んでたこの本と同じような感じでした。今のような立場でなく学校に完全に入ってしまえばきっと今ほどはワークショップについて深める時間は取れなくなると思うので、だからこそ今はもっとワークショップに関して深めておこうと思ったのでした。