気分やさんの気ままなブログ

【学校でやりたいこと】

 学校で子どもたちに対してやりたいことは簡単なことから大掛かりなことまでいろいろあります。その中でもやりたいものが数学の「ワークショップ」です。「ワークショップ型授業」ではありません、「ワークショップ」がしたいのです。

 何が違うのかと思うかもしれません。ですが2つの点で全く違うと思っています。1つは「参加の自由」です。学校の授業は聞くのが当たり前、聞かなければいけないならないものです。ですがワークショップというものは参加者が「やってみたい!」という好奇心から参加し始めるものであって興味がなければやってきません。こんなように授業という縛りを払って行ってみたいのです。参加したくなければ自習でも構わないと思います。途中で見ていてやりたくなってきた、逆に飽きた・疲れたで途中で抜けるのもありがいいですね。2つ目も授業でなくしたいのです、そう「評価すること」です。子どもたちにワークショップに集中してほしいのです。評価なんてものはのびのびとやる意欲を奪うものでしかありません。むしろ評価といえばやった本人が振り返ってそれを評価するのがワークショップでしょう。細かい部分であれば3つ目は、目的とか目標です。授業の目標での「~ができるようになる」のような全員が足並みを揃えるためのものはワークショップにおいてはいらないと思っています。そこがゴールではなく、そもそもワークショップにゴールはないので。ただしその分、それができるようになるための仕掛けや関心をもつための仕掛け、主体的に考えを深めていくための仕掛けなどは授業以上に仕掛けなければいけません。

 

 このように学校でワークショップをやるには、とにかく授業時間を授業でなくして自由を与えるというのが一番大変な部分だと思います。