気分やさんの気ままなブログ

【ユースワーカー養成講習会(後半)】

 昨日の投稿の続きで「ユースワーカー養成講習会」の振り返りの続きです。

 

 この日の最後のセッションで、施設ユースクエアで実際にあった事例についてグループで話し合いました。配られた事例を読んでユースワーカーとして大切な点を考えていきました。

 さて、昨日の投稿にて予告した通りここからのろけます(笑) といってもグループワークのファシリテーションがうまくできて、グループのみんながすごくよかったということです。結果を先に言うと、個人的には今まで経験してきたグループワークの中で正直一番よかったんじゃないかというほどすっごくまとまりが生まれました!良すぎてきっとこの先自慢話みたくなってしまうでしょうが、そうというよりは自分が仕組んだこと・その場で起こったことを書いていきます。まずグループワークの形式です。自分のグループは4人でした。まずこれが上手くいった前提条件その1で人数が4人というのは多すぎず少なすぎず、かつ偶数で誰かがはぶれることもそんなに起きない安定形です。それから事例のレジュメは1人1枚配られ、まずは個々で大切だと思った箇所に下線を引きそう考えたポイントをふせんに書く、その後それらを共有するという流れでした。ですがなぜか自分のグループには事例のレジュメが1枚余ってました。これが前提条件その2で本当にたまたまでした。そして自分のグループには積極的に話し合いを進行してくれる人が1人いました。僕は進行が苦手で、むしろ他の人の進行なり意見なりをブラッシュアップというか口出しして雰囲気を作ることの方が向いているのですごく大きかったです。これが前提条件その3。それから自分は説明下手ですが、そういった時にフォローしてくれる人もいました。これが前提条件その4。これらが揃っていたからこそ自分らしいかかわり方ができ、逆に言えばどれかが欠けていたらこれほどはうまくできなかったと思っています。グループで共有するところからですが、ただ単に挙げていくだけではしばらく経つと忘れてしまうだろうと予測していました。ここで余っていた事例のレジュメです。これに個々が線を引いた箇所に自分の色ペンで線を引くことで共有することを提案し「見える化」しました。その先の進行は上手な人に任せて、一人一人が思い思いに考えたことを挙げていき意見をつけ足したりフォローしたりされたりしながらみんなで意見を出し合っていました。そして一通りみんなが出し終えたところで、拡大コピーした事例の紙にまとめるという指示が出ました。そのようにすることは知っていませんでしたが、結果的にみんなのをまとめた見える化させた紙のおかげでまとめる焦点がすぐに見えました。そしてポイントのふせんが散らかっていたのでグルーピングとまでは行かないながら似ているもの同士で固めることを提案しました。本当はラベル付けもと思ったのですがグループのみんながそうする感じじゃなかったのでそれは取り下げて。そうしたら自然と4つのグループに分かれた上に自分で書いたもの2つが本当にたまたまその4つともに共通していることだとみんなで気づき考えがまとまりました。そのグループ分けしたポイントの1つで「信頼関係系」という言葉がある人から出てきて、その音にみんながおもしろがり、内輪ネタが生まれたのが一層グループのまとまりを生み出しました。そのおかげで最後に他のグループに発表した時も全員で仲良く発表することができました!もう1つグループワークが上手くいった理由として、相手のことを尊重し合えていたからだと思います。今日のグループワークではこれが自分の中では一番大きかったです。

 

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 そんなグループワークを通しての結論は、若者を支援していくユースワーカーが大切にすることは「日頃から見守ること」「相手との信頼関係を築くこと」「他の人のことも含めて総合的に考えること」「職員間で共有すること」、そのためには判断力先を予測する力が必要だということです。

 

 これで2日のうちの1日目のプログラムが終わったのですが、僕は翌日には(明日また投稿しますが)別の予定が入っていたのでここまでとなってしまいました。プログラムを見るにおそらく翌日はコミュニケーションに関することだったのでそっちも興味があったのですが・・・。体を分身させたい!!こうやってみんなで未来を考え合って築いていく活動っていいなと改めて感じました。