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【ローマ数字】

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 以前買ったこの本、『数学する身体』を最近読んでいます。この本の中に出てきたローマ数字の話をちょっぴり。

 

 ローマ数字というのは“I”とか“V”とか“X”とかってものですよね。時計なり文書なりどこかしらで見たことがあるかと思います。iPhone Xもそうですよね。あとかてきょーヒットマンリボーンで10代目→Xとか「FFXV」とか(笑) ちなみにI・V・X以外にもL:50、C:100、D:500、M:1000があるようです。逆にこれ以外はないようです。

 さて、時計とかでローマ数字が使われているとどこか「かっこいい!」とか「おしゃれ!」とか「海外っぽい(?)」とか、普段使っている数字(アラビア数字)とは異なった印象を受けるでしょう。見ると違った印象を受けるローマ数字、では計算にも使われているか考えたことあるでしょうか?僕も本の中に出てきてはじめて考えました。しかしながら考えてみると当たり前に使われていないだろうと誰でも思うでしょう。なぜなら“IV”が“4”というように、1・2・3のように単純な表記ではない、“IV”であれば「5-1」で“4”というように、数字の中で引き算が行われているのが計算できないからです。

 ローマ数字を日常で当たり前に見る上に当たり前にアラビア数字で計算しているがゆえによほどでないと考えないでしょう。こういう視点を持っている著者の森田さんは面白い人だなとまた1つ思いましたとさ。