気分やさんの気ままなブログ

【将棋とプロ野球】

 プロ野球セリーグ、テレビ中継してなくてがっかりしたのですが、DeNAが広島を下し下剋上を果たしたようですね。

 特にセリーグクライマックスシリーズで特徴的だったのは阪神DeNA戦から惜しみなく先発投手を見限って惜しみなくリリーフをつぎ込んだというところでしょう。3チームどこも投手陣が整っていました。もちろんクライマックスシリーズ以前の普段のペナントレースではここまでのことはほぼしていません。

 そこで投手という手駒を使うという面では将棋みたいだなー、となんとなく思ったのです。しかしこれが思った以上に将棋と似ているんじゃないかなとどうも思えてきたのです。将棋では序盤は定跡というものがありながらも割と大胆に指しているというプロ棋士の言葉を見たことがあり、一方で終盤は持ち駒を盤上に打ち込んで相手との詰みまでの速さ勝負なところがあります。プロ野球も似ているのではないでしょうか。ペナントレース中、前半は終盤の大事な時期に備え投手はできれば酷使せず温存させるためにも先発は長い回、リリーフは1イニングが基本的です、が、クライマックスシリーズでは持てる力を使い切ってでもなんとしても勝ち切る。

 

 こういった見方をしてみるとプロ野球も将棋と同じように終盤が大切だという対局観が理解できると思いました。